ハンガリー滞在・旅行の前に知っておきたいこと

ハンガリーの滞在を楽しく、過ごしていただくために、事前に知っておきたい犯罪トラブルの事例を紹介します。



引用元/在ハンガリー日本大使館データより

1.人気観光スポットはスリ多発 写真撮影の依頼には要注意

  • 王宮に上るため、くさり橋前にあるケーブルカーのチケット売り場に 並んでいた。人が多かったためすりに用心していたが、カバンから財布 を取り出した後、カバンを後ろ掛けにしており、気が付くとカバンのチ ャックが開いており、現金のほか、パスポート等がなくなっていた。
  • 王宮地区を観光中、美術館に入場するためチケット売り場に並んでい たところ、さほど混雑していなかったが、女性がすぐ後ろにぴったりと – 5 – くっつくように並んでいた。窓口に進み支払いをしようとして、後ろ掛 けにしていたカバンから財布を取ろうとしたところ、カバンのチャック が開いており中に入れていた財布がなくなっていた。
  • 漁夫の砦を観光中、見知らぬ外国人男性から写真撮影を依頼されたの で、カメラを受け取り撮影した。その後、観光バスに戻り後ろ掛けにし ていたカバンを確認したところ、中に入れてあったパスポートがなくな っていた。
  • 漁夫の砦を観光中、見知らぬ外国人男性から写真撮影を依頼されたの で、カメラを受け取り撮影した。その後、一緒にいた友人からカバンの チャックが開いていることを指摘されたので、中身を確認すると、入れ てあったパスポートと財布がなくなっていた。

 

2.バスやトラムでのスリ被害にご用心

  • バスでウエストエンドからオクトゴンに向かう途中、車内が混雑して いたので、すりに遭わないよう斜めがけカバンを前にして乗車していた。 バスを降りた後、友人らと歩いてホテルに戻り、カバンの中身を確認し たところ、財布がなくなっていることに気が付いた。
  • トラムに乗車しようとしたところ、車内が空いているにもかかわら ず、ドア付近で入口を塞ぐようにして女性が立っていたため、乗車で きずにいた。女性を押しのけて乗車しようとしたところ、後ろから来 た男性が勢いよくぶつかってきた。トラムに乗車後、ズボンの後ろポ ケットに入れてあった長財布がなくなっていたことに気が付いた。
  • 16番バスに乗車し、カバンを前に掛けて乗車していた。当時車内は 混雑しており、カバンが通路側にずれたが、視認できる範囲にあった ことから特段警戒することなく、そのままバスを降りてカバンを見る と、チャックが開いており、中に入れてあった財布がなくなっていた。

特に、王宮の丘へ向かう16番バスと4番・6番トラムに乗車する際はお気をつけ下さい

3.ニセ警官を名乗った窃盗犯に注意

  • オクトゴン周辺を歩いていたところ、突然男性が「両替をしてほしい」 と言って近付いてきた。財布を出して両替をしようとしたところ、警察 官を名乗る2人組が「偽札捜査をしている。紙幣を見せろ。」と強い口 調で言ってきたので怖くなり、財布からユーロとフォリント紙幣をそれ ぞれ手渡した。1人目の男が紙幣を数えた後、もう一人の男に紙幣を手 渡し数え直していた。男性がお金を抜き取らないように一連の作業から 目を離さずにいたが、戻された後、財布の中身を確認したところ、現金 約5万円がなくなっていた。
  • アストリア駅近くのラーコツィ通りを一人で歩いていたところ、観光 客と称する年齢50歳くらいの男性が「道がわからないので教えてほし い」と言って近付いてきた。相手にせずに歩いていたところ、交差点の 角に立っていた別の男性が「警察だ。ドラッグの捜査をしている。怪し い物を持っていないか確認するので財布を見せろ」と言いながら近付い てきた。最初に話し掛けてきた男性が財布を提示したことから、身の潔 白を証明するため自分も財布を見せた。男性が「財布の中からクレジッ トカードを取り出し、持っていた携帯電話の上にカードを押し当てなが ら「偽のクレジットカードかどうか確認するから暗証番号を言ってみろ」 と言ってきたので4桁の暗証番号を伝えると、男性は足早に立ち去った。 その後、クレジットカード会社に電話をしたところ「10分ほど前に現 金35万フォリント(約18万円)が引き落とされた」との連絡を受けた。
  • ブダペスト市内でタクシー待ちをしていたところ、地図を手にした若 い男性が道を尋ねてきた。男性と一緒に地図を見ていると、麻薬捜査官 を名乗る私服の男性2名が「麻薬の取り締まりをしている。財布の中身 を確認させろ」と言って財布を取り上げると、何かの臭いをかぐような 仕草を見せた。その後、クレジットカードを取り上げられ「本人確認を するので暗証番号を教えろ」と言われたので、言われるがままに暗証番 – 11 – 号を伝えたところ、後に現金20万円が引き落とされていたことが発覚 した。

対策/ハンガリーの警察官は、その身分及び適正な職務執行を証明するため、 身分証及び警察章(バッジ)の両方を市民に提示する義務があります。 私服警察官でも、提示義務は免除されないことから、警察官を名乗る人 物から所持品検査を求められた場合、必ず相手方の身分証の提示を求め ましょう。 なお、犯人らは偽の警察バッジを所持していますが、本物の警察バッ ジには5桁の本人ID番号が刻印されており、このID番号のないバッジは 偽物であることから、確認時の参考として下さい。

4車上荒らしが特に多いのは日本人が多く暮らす2区と12区

  • 路上に車両を停めて10分後に戻ると、トランクに入れてあったカバン がなくなっていた。警察に届け出た際に、ドアの鍵穴部分を確認するよ う言われ、確認してみると、鍵穴をこじ開け跡があった。
  • MOMパーク前の広場(比較的人が多い)に施錠して自転車をとめ買い 物をしていた。しばらくして戻ると自転車がなくなっていた。鍵は2本と – 15 – も電柱にくくりつけており、人が多く集まる広場であったにかかわらず、 被害にあった。

対策/車上狙いの犯人は、事前に車両に狙いをつけ追跡している場合が多い ため、駐車する際は、路上駐車はなるべく避け、監視カメラなどが設置 されている有人の駐車場をご利用下さい。やむを得ず路上駐車する場合 は、貴重品は全て車外に持ち出しかつ駐車時間を最小限にするように心 掛けましょう。

5ぼったくりバー等の被害が多いのは7区

  • ブダペスト東駅近くを歩いていたところ、ルーマニア人を自称する 30代の2人組の女性らが「写真を撮ってほしい」と言って声を掛けて きた。写真を撮り終えると、女性らが「良い店を知っているから飲みに 行こう」と誘ってきた。女性らの言うまま店に入ると、店員が何も言わ – 16 – ずにパーリンカ2杯とグラスワイン1杯を持ってきた。その後すぐに請 求書を渡され3万5千フォリント(約1万7千円)を請求され、後ろに 立っていた用心棒のような男らに銀行まで連れて行かれ引き出しを強 要された。
  • デアーク広場周辺を一人で歩いていたところ、フィンランド人を自称 する30代の2人組の女性らが「写真を撮ってほしい」と言って声を掛 けてきた。写真を撮り終えると、女性らが「良い店を知っているから飲 みにいこう」と誘ってきた。店に入ると女性らはメニューを確認せずに 突然パーリンカを注文し、その後もボトルワインを次々に注文した。し ばらくすると店員が「支払いが20万フォリント(約10万円)を超えた が支払いは現金か、カードか」と質問してきた。金額が高額であること に驚き尋ねたところ、店の奥からメニューを持ってきたが、メニュー表 には「パーリンカ1杯1万フォリント」と記載されており、その他のメ ニューも総じて高額な値段で記載されていた。持ち合わせが2万フォリ ント(約1万円)しかないことを伝えると、女性らも困惑したふりをし ながら「私たちが手伝うから一緒にお金を下ろしに行こう」と言ってき たので、近くの銀行に行って現金を引き出し残りの代金を支払った。

対策/7区には、約400ヶ 所のバーやクラブがあり、ブダペスト市警察も重点警戒対象として、より多く のパトロール警察官を配置しています。こうした地域では、夜の時間帯に人が 多く集うことから、木曜日から日曜日の夜にかけては、被害に遭わないように 極力近付かないなど十分注意をして下さい。

以上、在ハンガリー日本大使館、安全の手引きより、日本人を狙った犯罪の事例をお伝えしました。

ハンガリーでのご旅行や滞在中、有意義に過ごしていただけるよう、実際の被害例を知って、トラブル回避に役立ていただければと思います。


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