Wizz Air 30周年Budapest ハーフマラソン

2015年9月13日(日)午前9時のスタートの合図とともに、世界65カ国から集まった約1万6千人のランナーがブダペスト市内に設定された21.0975kmのコースを駆け抜けました。



今回は、ブダペスト・ハーフマラソン大会のレポートと、実際に私も参加してみて感じたリアルな感想をお伝えしたいと思います。

スタート直後、英雄広場を駆け抜けるランナーたち

スタート直後、英雄広場を駆け抜けるランナーたち

まず、走り終えた率直な想いを一言。
「なんて贅沢なマラソンなんだ!」
私が贅沢だと感じた理由は、『コース設定』、『沿道の声援』、『企画・運営』。
それら3つの理由について、具体的に説明したいと思います。

1.「コース設定」。
世界中から1万人以上ものランナーを惹きつける魅力は、まさにコース設定にあると感じました。
ランナーの間では「観光マラソン」と呼ばれており、マラソンに参加するとブダペストの世界遺産を駆け巡ることができるのです。
ブダペスト市内にある数々の観光名所を通り、常に変わりゆく美しい景色を楽しみながら走ることができるので、長距離を走るうえで感じる「退屈」がありません。

王宮前を走り、鎖橋を渡るランナーたち

王宮前を走り、鎖橋を渡るランナーたち

2.「沿道の声援」。
とにかく沿道の声援がすごいです!
ランナーのゼッケンには名前が記載されているため、「ユリ ~!ハイラハイラ~!」、ハンガリー語でガンバレガンバレという言葉を何度もかけていただきました。

サムライブルーで参戦

私はサムライブルーで参戦

沿道では多くの音楽団体が気持ちのよい演奏でランナーたちを励ましていました。
ハンガリーの民族楽器、クラシック楽器から、な んと和太鼓まで登場し、毎年マラソン大会を盛り上げてくれます。
しかし、コースが素晴らしいと言っても疲労は溜まります。
そこで、ランナーにとっての命綱は給水です。
このマラソンでは、給水ポイントも数多く設置されています。

給水ポイントでドリンクや食糧を配るボランティア

給水ポイントでドリンクや食糧を配るボランティア

たくさんのボランティアの方々の手によって、水やスポーツドリンク、ラムネやバナナ等がランナー達に配られ、その手厚いレースサポートは世界中のマラソンファンから高い評価を受けています。

参加者に配られるゼッケン

参加者に配られるゼッケン

3.「企画・運営」。
このような充実したマラソン体験を得られたのは、素晴らしい企画・運営があったからに違いありません。
大会前からランナー達へ事前にマラソンコースのビデオを配信したり、参加 T シャツを配るなど、ランナーのモチベーションを高める企画が開催の2ヵ月前、7月あたりから始まっていました。

初参加のランナーのために、目標タイムに合わせたペースランナー(1時間30分、1時間45分、2時間、2時間15分、2時間30分の時間で異なる色のゼッケンや風船、旗をつけている)が手配されていました。
また乳母車レース、家族や友達と参加できるリレーマラソン(2名もしくは3名で参加可) など、非常に面白い企画があります。
この企画の面白さも世界中のランナーを魅了する理由の一つです。

乳母車でレースに参加する家族

乳母車でレースに参加する家族

そしてゴールで待っているアナウンサーは、常にランナーの情報を得ており、私がゴールする際は「YURI COMES FROM JAPAN! GOAL! (日本から来た友里!ゴール!)」と叫んでくれました。
こんなに会場との一体感を感じたゴールは初めてでした。
ゴールした後も、完走者にはメダルが配られ、水や果物、お菓子なども支給され、クールダウンイベントが行われました。
日本でも「美ジョガー」、「イケラン」という言葉が生まれるなど、走ることを楽しむ方々が増えています。
マラソン初参加の私でも、今回は2時間3分48秒で楽しく完走することができました。
有名なハワイのホノルルマラソンも素敵ですが、世界中のマラソンファンの皆さん!
世界遺産都市の眺めを満喫できる“ブダペスト・マラソン”はオススメです♪
走りながら美しい景色を楽しめる中欧のマラソンコース、ぜひ、チャレンジしてみませんか?


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大阪生まれの大阪育ち。神戸大学で人間行動学を専攻。中学校・高等学校1種免許(保健体育)、小学校専修免許状を所持し、子どものスポーツ教育に従事。その後、ハンガリーへ渡りブダペスト メトロポリタン大学大学院でメディアコミュニケーション学を学ぶ。現在もブダペスト在住。FinoMagazinライターの傍ら、ロケーションコーディネーター、ウエディングフォトプランナーとしても活動中。ハンガリー情報はお任せあれ。英語、ドイツ語もOK!! 日本拳法で全国制覇の経験もあり、心身の強さには自信アリ。知力・体力を磨いて、世界の現場から日本の教育にアイデアを届けることをモットーに、様々な分野で執筆に励む。

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