お水大好き“ハンガリー”が考案 ! お好みのミネラルウォーターが瞬時で選べるアイデアとは!?


海外へいくと、商品に書かれていることが理解できず、お買い物も一苦労…といった経験をされた方が、フィノマガジン読者の皆様の中にも、きっといらっしゃるでしょう。

海外生活をしていると、いろいろなトラブルに遭遇します。
例えば、日本と海外の飲み水の違いによるお悩みもその一つ。

今回は、ハンガリーにご旅行予定の方にも、これからハンガリーへ移住される方にも役立つハンガリーのスーパーで簡単にお好みのお水を選ぶ方法と知られざるお水事情をお届けします。

 


 

水の恵み豊かな国、ハンガリー

©2016FinoMagazinセーチェーニ温泉

©2016FinoMagazinセーチェーニ温泉

2015年12月12日掲載の「世界の珍イベントIN BUDAPEST!その名はSPARTYでも取り上げたので、フィノマガジン読者の皆様は、ハンガリーが「温泉大国」ということは、もうご存知でしょう。
今回フィノマガジンを初めてご利用になる方のために、なぜ「温泉大国」と呼ばれるのか、その所以を簡単に説明していきます。

ハンガリーでは古代から、温泉は人々の社交場とされてきました。
ハンガリーの首都ブダペストだけでも温泉施設は20カ所以上あり、観光スポットとしても人気を博しています。

ハンガリーでは毎日入浴される地元の方々もいらっしゃるほど、温泉は人々の暮らしに根付いた存在なんです。

ヨーロッパで、最も水資源に恵まれた国と呼ばれるハンガリー。
世界有数の温泉大国である日本と同様に、お水と深く関わり合った生活文化を築いてきました。

そんなハンガリーのお水に関するある生活習慣に、筆者も影響を受けるようになりました。


 

ハンガリー人はミネラルウォーターがお好き!?

©2016FinoMagazin

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筆者が影響を受けた、ハンガリー人のある習慣とは、〝 1.5リットルのミネラルウォーターを持ち歩く “ というものです。

特にブダペストの街中で、女子大生やオフィスで働く若い女性たちのカバンを見ると、季節を問わず、1.5リットルサイズのペットボトルが入っているのをよく見かけます。
筆者のハンガリー人の友人に、普段からこのサイズのお水を持ち歩くのか尋ねてみると、「普通だよ?ジュースより安いし、健康的でしょ」とのこと。

実際にハンガリー人が、年間にどれだけミネラルウォーターを消費しているのか調べてみると、衝撃の事実が発覚!!

日本ミネラルウォーター協会調べ (2012) と Ásványvíz, gyümölcslé és üdítőital szövetség  (ハンガリーミネラルウォーター・果物ジュース・清涼飲料水連盟) 調べ (2012) の国民一人あたりのミネラルウォーター年間消費量を比較してみると、日本人は年間に 24.6 リットルに対して、ハンガリー人は1年間になんと 116 リットルも消費していたんです。

一概に、数字だけで違う国同士のお水事情を比べるのは、難しいのですが、ハンガリーの人々がミネラルウォーターを好んで飲んでいるということはおわかりいただけるでしょう。

お水をたくさん飲めばいい!!というワケではありませんが、適切な水分摂取による美容、健康への効果が認められているように、周りのハンガリー人につられて、筆者も日々の生活の中でこまめに水分をとるようになってから、生活スタイルがいくぶん改善されました。

しかし、水文化が根付いたハンガリーに筆者が移住した当初、困ったこともありました。
そんな筆者の苦い体験を活かして、フィノマガジン読者の皆様に、ハンガリー語が読めなくても、スーパーでらくらく好みのお水を選べる方法を伝授します♪

 


ハンガリー語がわからなくても大丈夫!!お水選びはキャプで解決!!

©日本ハンガリーメディアート スーパーのミネラルウォーターコーナー

©日本ハンガリーメディアート スーパーのミネラルウォーターコーナー

筆者がハンガリー移住後、初めて首都ブダペストのスーパーへ行くと、そこには驚くほどのミネラルウォーターの数々。
言語の問題だけでなく、お水の種類が多すぎて、どれを選べばいいのかわらず、スーパーで悪戦苦闘。

ハンガリーには、飲み水として使用を許可されている原水が120カ所あり、そのうちの45種類ほどがミネラルウォーターとして販売されているそうです。
筆者が確認しただけでも、30種類のミネラルウウォーターがブダペストの店頭で販売されていました。

上写真のように、ミネラルウォーターの種類が非常に多いので、初めのうちは自分に合うものを選ぶのに一苦労。
さらに、ヨーロッパでは炭酸水もよく飲むので、ガス入りのミネラルウォーターもたくさん売られています。
ガス無し水を買いたいと思っても、文字が読めないと、どれがガス無しかすぐにわからないですよね。

そんなハンガリー初心者でも大丈夫!!
ハンガリーのミネラルウォーター業界のアイデアが、強い味方になってくれるんです。
そのアイデアが詰まったペットボトルは、こちらの下写真。

 

©2016FinoMagazin

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左から、炭酸入り(Szénsavas ásványvíz)、微炭酸入り(Enyhén szénsavas ásványvíz)、炭酸なし(Szénsavmentes ásványvíz)の大きく3種類のミネラルウォーターがハンガリーで販売されています。

3種類のミネラルウォーターのキャップをよく見ていただくと、配色が異なっていますよね!!

©2016FinoMagazin

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炭酸入り…青

微炭酸…緑

炭酸なし…ピンク

実際に、上記のようにどのミネラルウォーターを見ても、キャップの色でお水の種類を見分けられるようになっています。

※外国から輸入している一部のミネラルウォーターは除きます。

その他にも、スーパーなどで、カラフルなキャップを見かけられることもあるでしょう。
ハンガリーでは、果物などのフレーバー入りのお水も販売されているので、フレーバー入りのものは、果物のイメージカラーに合わせてカラーリングされています。

フレーバー入りの場合は、ラベルに果物などの絵が描かれているので、フレーバー入りかどうかはビジュアルでもすぐに見分けることができますよ。

水の恵みが豊かな国ハンガリーでの旅行や暮らしに役立つお水情報はいかがでしたか。
知っていれば、簡単にビジュアルでお水を見分けられるなんて、現地の言語がわからない方にとっても便利ですよね。
フィノマガジンでは、引き続き、ハンガリーでの滞在時に役立つ情報をどんどん発信してきますので、ぜひご活用ください♪


取材・一部写真・文 / 武田友里 (Takeda Yuri)


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大阪生まれの大阪育ち。神戸大学で人間行動学を専攻。中学校・高等学校1種免許(保健体育)、小学校専修免許状を所持し、子どものスポーツ教育に従事。その後、ハンガリーへ渡りブダペスト メトロポリタン大学大学院でメディアコミュニケーション学を学ぶ。現在もブダペスト在住。FinoMagazinライターの傍ら、ロケーションコーディネーター、ウエディングフォトプランナーとしても活動中。ハンガリー情報はお任せあれ。英語、ドイツ語もOK!! 日本拳法で全国制覇の経験もあり、心身の強さには自信アリ。知力・体力を磨いて、世界の現場から日本の教育にアイデアを届けることをモットーに、様々な分野で執筆に励む。

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