ハンガリーあるある!!意外な日本の○○との共通点とは!?


世界の中でも独特の文化を持つ、日本。
海外へ行くと日本とのギャップに驚くこともしばしばありますよね。

2016年6月25日掲載「バーベキューで見た!ハンガリーの驚き食文化」では、筆者がハンガリーで体験した食に関するカルチャーショックをご紹介しました。
そんなカルチャーショックとは逆に、異国の地で、妙な親近感を覚えたという経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、まだまだ日本で馴染のないハンガリーで、筆者が発見した日本のある地域との意外な共通点をご紹介していきます!!


ブダペストの王道ファッションは、日本の○○と似ていた!?

©2016FinoMagazin ブダペスト・デザインマーケットにて

©2016FinoMagazin 2016年ブダペスト・デザインマーケットにて

日本とは全く景色も違う異国の地、ハンガリーにやってきた筆者。
美しいヨーロッパの一国ハンガリーでの生活がスタートしたころ、街中を歩いていて、ふと感じたことがありました。

その感情とは「違和感がない」。

ヨーロッパの風情漂うハンガリーで「違和感がない」とはどういうこと!?と不思議に思われた読者の方も多いはず。
この「違和感がない」というのは、正確に言うと、「“ 大阪生まれ大阪育ち ” の筆者にとって違和感がない」ということになるのですが、そこには筆者の故郷「大阪」と「ブダペスト」の意外な共通点が隠されていたんです!!

※作品の写真は、作者の許可を得て撮影しています。

大阪!!と聞くと皆さんは何を思い浮かべますか?

©flickr / Yoshikazu TAKADA title:Osaka Castle

©flickr / Yoshikazu TAKADA title:Osaka Castle

食文化や方言もユニークなのですが、とりわけ独特なのが、大阪のおばちゃん。
筆者の育った街では、絵に描いたような豹柄をまとった天真爛漫!?な大阪のおばちゃんたちに出会うことができます。

どこでも「アメちゃん※」を持ち歩き、自分が一息つく時、隣の人は皆友達かのように、近くの人にアメちゃんを配り、おもてなし。
とても愛嬌があり、社交的な大阪のおばちゃんたちは、その行動とは裏腹に、かなり迫力のある豹柄服を着こなしています。

そんな大阪のシンボルともいえる豹柄をこよなく愛する大阪のおばちゃん。
大阪限定かとおもわれた豹柄が似合うおばちゃんたちが、ドナウの真珠、ブダペストにもいたんです!!

※大阪のおばちゃんは、語尾に「ちゃん」を付けるのがお好き。「飴」は「アメちゃん」と呼びます。

大阪のおばちゃんがブダペストにいっぱい!?

画像出典 Marcus Goldson 公式ホームページ

画像出典 Marcus Goldson  公式ホームページ

上画は、ハンガリーで活動しているMarcus Goldson (マルクス・ゴールドソン)さんの作品。
彼は、ブダペストの人々や生活をオリジナルな視点から描き続けている、今注目のアーティストさんなんです。

この上画、大阪のおばちゃんをモデルにして描いたわけではありません。
そうです、これぞブダペストのおばちゃんの正体!!

ブダペスト、実は、豹柄好きな女性が多いんです。
大阪のおばちゃん王道ファッション、豹柄に豹を描いた服を着ている方は、ブダペストで一人しか見かけたことがないですが、とにかく豹柄がお好きなよう。
特に冬場は、豹柄率高め。

さらに、ブダペストのおばちゃんたちは、大阪のおばちゃんのように自虐ネタを得意としています。
例えば、筆者が出会ったブダペストのあるおばちゃんとのエピソード。

この方は、筆者の友人でも何でもなく、知らない赤の他人。
そのブダペストのおばちゃんが唐突に「 “ Freedom ( フリーダム ) ” って漢字でどうやって書くの?」と筆者に尋ねてきたんです。

「 “自由” ですよ。」と書いてみせると、そのおばちゃんから衝撃の一言が。
「私、昨日離婚したのよ~もうスッキリ~自由よ~ははは」
ブダペストのおばちゃんが自虐で大笑いしているので、もう一緒に笑い飛ばすしかありません。
大いに笑い、なんだか筆者もスッキリ♪
「良き人生を」と言い合ってお別れしました。

大阪のおばちゃんたちもテレビのインタビューなどで、知らない人に対して自分をネタにして笑いを提供してくれますが、こんなことが大阪以外でも起こりえることにビックリ。
ブダペストの人々との心の距離がぐっと縮まった瞬間でした。


ブダペストはやっぱり関西系?!

©2016FinoMagazin

©2016FinoMagazin

東京と大阪の文化を比較するときによくつかわれるエスカレーターの例。
東京は左に並ぶのが主流に対して、大阪は右に立ちます。
さて、ハンガリーは一体どっち派でしょうか?

ハンガリーの人々は、なんと大阪同様、右側に並びます!!
大阪で育った筆者にとって、何の違和感もなく、自然に右に並んでいましたが、東京から来たお友達が「ブダペストは、右側なの!?」と聞いてきて、ハッと気付かされたんです。

さらに、ハンガリーのエスカレーターに乗って驚き。
スピードが物凄く速いんです!!
特に、ブダペストを走る赤色ライン、地下鉄2番線のエスカレーターは急なうえに、スピードも速い。

朝のラッシュ時は、速いエスカレーターの上を、ブダペストの人々は素早く駆け下ります。
危なっかしいハンガリー人、実は、相当せっかちな気質のようです。
このせかせかした感じは、大阪の雰囲気と似ていて、筆者はどこか懐かしさを覚えます。
でも読者の皆さまが、ブダペストでエスカレーターをご利用の際は、くれぐれもお気を付けくださいね。


せっかちなのは国民性!?

©flickr / Border.garaku title : walk on a pedestrian crossing

©flickr / Border.garaku title : walk on a pedestrian crossing

ハンガリー人のせっかちさは、街中を歩いていてもすぐにわかります。
大阪、ハンガリーともにせっかちさが問題となっているのが、独自の交通ルール。

例えば、信号の青は「渡れ」、黄も「渡れ」、赤は「気をつけて渡れ」は、なぜか暗黙の了解のごとく両街で実行されています。
本来、これは交通違反ですよ。
さらにハンガリー人は短気な方が多いので、車を運転しているとよくクラクションを鳴らして煽ったりします。
ハンガリーで車を運転される場合は、「マナーが悪い」ということは念頭に置いておいた方がよいでしょう。

また、車間距離は非常に近いので、街中で追突事故がちらほら。
ハンガリーで車の保険は重要ですよ!!
特に首都ブダペストでお車をご利用の際は、くれぐれもご注意くださいね。

ここまでは大阪でもあるあるの共通点ばかりでしたが、同じせっかちでも、国が違えば違った問題も発生します。


終了時間は帰宅時間!?

©flickr / a colori waiter who waits

©flickr / Text100 title:IMG_9846

筆者がハンガリーに移住した当時のこと。
日本人である筆者は、移住後、様々な手続きをしなければなりませんでした。
その手続き中、とある役所で衝撃の事態発生。

レセプションへ行くと、受付係が一言。
「本日の営業時間は終了しました。」
オフィスを見渡すと、事務員さんは既に帰宅準備中。

えっ!?と驚き腕時計をみると、まだ閉館時間ではありません。
筆者が到着したのは、閉館20分前。
ただ出来上がった書類を言われた営業時間内に受け取りに行っただけなのですが、門前払い。
「日本なら対応してくれるのに~」と心の中で叫びながら、しぶしぶ帰路につきました。

これは役所だけに限ったことではなく、レストランなどでも同じです。
受付時間やラストオーダー時間の情報はなく、クローズ時間は、当日の客入り状況やそこで働く人の気分次第ということも。
ここまで徹底して帰宅時間、もっと言えばプライベート時間を守るのは、アッパレです!!
というのも、自分の時間や家族との時間を守れることは、仕事をする上でも重要だとハンガリーの人々は考えているからなんです。

筆者は移住してから、ハンガリーの生活スタイルに触れ、人生で忘れかけていた大切なことを考えさせられた気がします。
しかし!! ハンガリーにお越しの際は、お店やレストランの営業時間には、ご留意いただき、閉店 1 時間前までには入店してくださいね。


ハンガリーと日本でも独特な街、大阪との意外な共通点はいかがでしたか?
“ 大阪人 ”、“ ブダペストの人 ” たちは、せっかちで強面なイメージを持たれた方がいらっしゃるかも知れません。
ちょっと気が短く口が悪いところもありますが、大阪もブダペストも実際は、義理人情にあつく、温かい人が多いですよ。
フィノマガジンでは、引き続き、ハンガリーがより身近に感じられるリアルなニュースを発信していきますので、お楽しみに♪

取材・文 / 武田友里 ( Takeda Yuri )


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大阪生まれの大阪育ち。神戸大学で人間行動学を専攻。中学校・高等学校1種免許(保健体育)、小学校専修免許状を所持し、子どものスポーツ教育に従事。その後、ハンガリーへ渡りブダペスト メトロポリタン大学大学院でメディアコミュニケーション学を学ぶ。現在もブダペスト在住。FinoMagazinライターの傍ら、ロケーションコーディネーター、ウエディングフォトプランナーとしても活動中。ハンガリー情報はお任せあれ。英語、ドイツ語もOK!! 日本拳法で全国制覇の経験もあり、心身の強さには自信アリ。知力・体力を磨いて、世界の現場から日本の教育にアイデアを届けることをモットーに、様々な分野で執筆に励む。

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