心も体も温まるハンガリーのトレンド BIO 情報


急に寒さが増してきたハンガリー。
季節の変わり目で風邪をひいてしまった読者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
冬が近づいてくるとお天気は憂鬱になり、心も何だか沈みがち。
今回は、そんな心や体の体調不良にお悩みの方、環境やオーガニックライフに関心のある方必見!
ハンガリーの気になる「 BIO ( ビオ ) 情報 」をお届けします!
ハンガリー土産としてもおすすめグッズ満載です♪


お家で手軽に温泉気分♪ 湯船で心も体もぽっかぽか

©2016FinoMagazinセーチェニ温泉

©2016FinoMagazinセーチェニ温泉

ヨーロッパ有数の温泉大国として知られるハンガリー。
フィノマガジンでは、今までにハンガリーの温泉地をいくつかご紹介してきました。
首都ブダペストのみならず、ハンガリー全土には実に様々な名湯を楽しめるスポットがあります。
そんな温泉文化に魅せられて、この国に訪れる観光客も多いんですよ。
観光地としてだけでなく、地元の人々もリラクゼーションや美容、治療を目的として温泉を利用しています。

最初に数ある温泉の名勝地から、地元の人々が集う癒しの湯「BÜKFÜRDŐ (ブックフルドゥー 以下、ブック温泉) 」と「自宅でもハンガリーの名湯を楽しめるアイテム」をご紹介します♪


地元で愛される泉質自慢の湯 ブック温泉

画像出典: BÜKFÜRDŐ GYÓGY- ÉS ÉLMÉNYCENTRUM 公式ホームページ

画像出典: BÜKFÜRDŐ GYÓGY- ÉS ÉLMÉNYCENTRUM 公式ホームページ

ブック温泉は、ハンガリーの西部にあります。
残念ならがブダペストからのアクセスがあまりよくありませんので、ハンガリー北西にある中世の風景が残る SOPRON ( ショプロン ) や古代ローマ時代を感じられるSzombathely ( ソンバトヘイ ) を経由して、旅を楽しみながらブック温泉へ向かうコースがおすすめです♪

これからご紹介するブック温泉は、偶然が生んだ宝として地元で愛され続ける名湯です。
1920年代に BÜK (ブック) という小さな町で石油採掘事業が開始されました。
石油を地下深くまで探し求めていた時、石油ではなく温泉を掘り当ててしまったんだとか。
それが 1957 年の出来事だったそうです。

石油のはずが温泉。
予想に反した結果でしたが、地元の人々の憩いの場となり、現在ではハンガリー各地やお隣のオーストリアから多くの人々が足を運びます。
泉質は、含鉄ナトリウム塩化物泉でリウマチや皮膚疾患、術後の回復や貧血症などに効果があるとされています。

実は、筆者もこの秘湯を訪ねていった一人。
黄色味がかった湯で白い水着の一部が変色してしまったという苦い思い出もありますが、温度も 39 ℃ と熱すぎず、ぬるすぎずなのでゆっくり名湯を堪能できましたよ。

施設の傍らでは、温泉水を飲むことができます。
飲んでみるとかなり癖のある味なので、決して美味しいとは言えませんが、温泉の豊かな成分が感じられるのでお試しあれ♪

温泉で体を温めたいな~なんて思いながらも頻繁には行けませんよね。
自宅にいながら温泉気分を味わえたらいいのにな~と思い、ハンガリーの名湯をお家で楽しめるアイテムを探してきました!
この国では入浴剤の種類は少なめですが、先ほどご紹介したブック温泉の素をヨーロッパでお馴染みのドラッグストア ( Drogéria:ドロゲーリア )で発見!


温泉大国ハンガリー名湯 ブック温泉の素

画像出典: BÜK THERMAL NATURAL LIFE 

画像出典: BÜK THERMAL NATURAL LIFE

一般の入浴剤と同様に湯船に入れるだけ!
15 ~ 20 分程度の入浴がおすすめだそうです。
心身の緊張緩和や関節炎などに効果があるとされています。
ただし、ブック温泉は筆者の水着の色が変わってしまうほど、その成分が非常に強いと言われているので妊娠中の方などはお医者様に相談してからご使用くださいね。

☆BÜKFÜRDŐ (ブック温泉) ブダペストからのアクセス情報☆

▼ SOPRON ( ショプロン ) 経由の場合 
 Budapest Keleti pályaudvar ( ブダペスト東駅 )から IC 電車 ( InterCity: 特急電車 )に乗車
 Győr ( ジュール ) で乗り換えてSOPRONで下車 約2時間30分の電車旅
 そこから普通電車に乗り BÜK (ブック) まで約 30 分

▼ Szombathely ( ソンバトヘイ ) 経由の場合
 Budapest Keleti pályaudvar ( ブダペスト東駅 )から IC 電車 ( InterCity: 特急電車 )に乗車
 Kelenföld ( ケレンフルドゥ ) で乗り換えてSzombathely 下車 約2時間40分の電車旅
 そこから普通電車に乗り継ぎ BÜK (ブック)まで約20分

ハーブティーで心も体も健康に♪

©2016FinoMagazin

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季節の変わり目は風邪をひきやすいですよね。
そんな時、ハンガリーの家庭では民間療法としてよくハーブティーを使います。

ドラッグストア ( Drogéria:ドロゲーリア )や薬局 ( Gyógyszertár : ジョージセルタールPatika: パティカ )、スーパーでもハーブティーの種類はかなり豊富。
特に、ハンガリーで流行りの ビオショップ※ には多種多様なハーブティーがずらり。

※自然食品やオーガニックなものを取り扱うお店

黄色いパッケージに可愛らしいハンガリーのおばあちゃんが描かれた「MAMA GYÓGYNÖVÉNYEI ( ママ・ジョージュヌヴェーニェイ ) 」や生産者のおじいちゃんがトレードマークの「Györgytea ( ジョールジテア )」、ドラックストアでも手に入る「NATURLAND (ナトゥルランド) 」は Made in Hungary のオーガニック・ハーブティーとして人気があります。

その中でもハンガリーを代表するハーブ専門ブランド「Herbária ( ヘルバーリア ) 」は、1949 年の創業から 60 年以上、ハンガリーで高い評価を受けています。
ハンガリー南部の Székkutas ( セーククタシュ ) と東部の Balmazújváros ( バルマズウーイヴァーロシュ ) に生産工場をもつヘルバーリアの商品は、主にハンガリー国内で生産されたハーブを使っているそうです。

「美」に敏感なハンガリーの女性たちに人気なハーブティーは、Csipkehús ( チプケフーシュ 以下、ローズヒップ)
ビタミンCが豊富に含まれているので、美肌・美白効果が高いようです。
また、ビタミン類を多く含むので、風邪気味の時にも重宝されています。


ドラッグストアで買える天然成分を使ったビオシャンプー

©2016FinoMagazin 筆者愛用のヘルバーリアシャンプー

©2016FinoMagazin

この数年ハンガリーでは、「ビオ美容室」や「ビオマッサージ」など「BIO (ビオ)」という文字を食品以外でも見かけるようになりました。
ヘルバーリアでもハーブティーだけでなく、ハーブや野菜から採れる有効成分を使ったシャンプーやハンドクリーム、サプリメントなど様々な美容グッズを展開していて、ハンガリーの女の子たちに注目されています。

筆者もヘルバーリアのシャンプーを愛用中。
ハンガリーのお水は硬く、空気も日本より乾燥しているせいか髪の毛へのダメージがすごかったんです。
枝毛や頭皮の炎症にひどく悩まされ、ドラッグストアで購入できるシャンプーを試していった結果、他のシャンプーを使っていた時より毛先がきれいになりました。

効果にはもちろん個人差がありますので、一概には良いとは言えないですが、ハンガリーにお住まいで髪のお悩みがある方におすすめ。
びっくりするようなお値段でもなくお手頃なので、試してみる価値ありですよ♪

☆Made in Hungary のオーガニック美容グッズ情報☆
 Hasznos Információk 役立つ暮らしガイド ハンガリーの買い物マナーと基本フレーズ

ニッポンの「MATCHA (抹茶)」が海外で今注目のBIO!

©2016FinoMagazin

©2016FinoMagazin

ヘルシー志向のハンガリー人たちの間で密かに話題を呼んでいるのが、なんとニッポンの「抹茶」なんです!
上写真の抹茶ラテは、ブダペスト市内でよくみかけるドラッグストアで発売されています。

筆者が移住した当時、現地の人に抹茶味のお菓子を差し上げると、「面白い味ね」というコメントばかり。
なかなか「美味しい」と言ってはいただけず、ですがこの数年の変化に驚きです!
日本で飲む抹茶ラテよりも薄味ですが、さらっとしていて後味すっきりの飲みやすいドリンクでした。


ハンガリーで広がる和のテイスト

©2016FinoMagazin

©2016FinoMagazin ECO CAFE の抹茶ラテ

近頃は、和食レストランだけでなくハンガリーのカフェなどでも抹茶ラテを見かけるようになりました。
ハンガリー在住日本人の憩いの場、和を満喫できるカフェ「 MARUMOTO (マルモト) 」をはじめ、ビオコーヒーにこだわる「ECO CAFE」では、外国にいながらまろやかな和の味を楽しめます♪

MARUMOTO ( マルモト )
 住所:1051 Budapest, Hercegprímás u. 9.
※聖イシュトヴァーン大聖堂から徒歩すぐ
 電話:+36 1 269 28 49
 メール:japantea@marumoto.eu
 営業時間:月曜日-土曜日 10:00–20:00
ECO CAFE ( エコカフェ )
 住所:1062 Budapest, Andrássy út 68.
※世界遺産アンドラーシ通り沿い
 電話:+36-20-3671500
 メール:info@ecocafe.hu
 営業時間:月曜日-土曜日 07:00-20:00 / 日曜日 08:00-20:00

ビオアイテムが充実しているショップ in Pest

©2016FinoMagazin

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首都には、国内外から取り寄せられたビオグッズを取り扱うお店が数多くあります。
最後に、ブダペストのビオショップの中でも品揃えが豊富なブダ側、ペスト側※のビオショップ情報をフィノマガジン読者の皆様にお届けします♪

※ハンガリーの首都ブダペストを流れるドナウ川を挟んで西岸側は「 BUDA ( ブダ ) 」、東岸側は「 PEST ( ペスト ) 」

上写真のビオショップは、ブダペスト西駅から徒歩すぐ。
店内には、国内外から取りそろえたビオ食品が所狭しと並んでいます。
こちらのお店でご紹介するのは、ハンガリーの主婦たち御用達アイテムです!

ハンガリーでは、キッチン周りのお手入れに「重曹」を使うご家庭も多く、重曹水を作って食器を付けおき洗いすることはよくあります。
汚れの種類や物にもよりますが、これが意外ときれいになるんですよ!
いやな臭いを抑えてくれたり、食器洗い以外にも掃除や洗濯で使える便利品。
食用以外の重曹はスーパーではなかなか見かけないですが、こちらのビオショップで家事向けの重曹が手に入りますよ♪


自然の恵みを活かしたお洗濯グッズ

©2016FinoMagazin

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ハンガリーのみならず、近年ヨーロッパで流行りの「クルミ」を使った洗濯グッズもご紹介!
インドやネパール産のクルミの殻に「サポニン」という天然の界面活性剤とも呼ばれる成分が発見され、ヨーロッパで「ビオ洗濯用洗剤」としてクルミがブームになっています。
直径 3cm 程度の殻を付属の袋に数個入れて、あとはお洗濯するだけという何ともシンプルで環境にも優しいビオグッズです。

アトピーなど皮膚の炎症に悩むお子様をもつハンガリーのママたちに人気となっています。
クルミの洗剤は、ビオショップ以外の大手ドラッグストアでも市販されていますので、気になる方は探してみてくださいね♪

BIO EGÉSZSÉG BIOBOLT (ビオ・エゲースシェーグ・ビオボルト)
 住所:1137 Budapest, Szent István körút 18.
 電話:+36-1-255-0555
 メール:rendeles@multi-vitamin.hu
 ※ブダペスト西駅から200mほど
 営業時間:
 月曜日-金曜日:7:30-19:30
 土曜日:09:00-16:00
 ※2区、11区、15区にも店舗あり

オーガニックコスメが豊富なショップ in Buda

©2016FinoMagazin

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オーガニックを目指した美容用品が充実しているのは、ブダペストのブダ側にある大型ショッピングセンター MAMMUT (マムート) の中にある Bio Sétány ( ビオ・シェーターニュ )
2016年10月11日掲載「地元の人で賑わうブダペスト市場巡り」でご紹介した Fény Utcai Piac ( フェーニ通り市場 ) すぐ近くにあります。

食品やお掃除用品の充実はもちろんですが、オーガニックな美容グッズは種類も豊富。
筆者が気になったのは、自然の香りで癒しの空間を作り出すアロマ!
上写真は、ハンガリー人のアロマセラピストが手掛ける「 Natura Mia ( ナトゥラ・ミア ) 」で、ハンガリーのビオショップにて販売されているアロマブランドです。

その他、大手ドラッグストアでも購入できる「 AROMAX ( アロマックス ) 」という黄緑色のパッケージに入ったアロマは、ハンガリー生まれのロングセラー商品 ♪
アロマックスは国内でリーズナブルに広く売られているので、ハンガリー土産として購入する方も多いんですよ!

Bio Sétány ( ビオ・シェーターニュ )
 住所:1024 Budapest, Lövőház utca 2-6. / Mammut I. 1. emelet
 電話:+36 30 831 5256
 メール:biosetany@biosetany.hu
 営業時間:月曜日-土曜日 09:00-20:00

今回は、ハンガリーで流行りの心も体も温まるビオ情報をお届けしましたが、いかがでしたか?
フィノマガジンでは、引き続き、日々の暮らしや旅に役立つ、ハンガリーの旬なカルチャーを発信していきますのでお楽しみに♪


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この記事は2016年当時のフィノマガジンライターが書きました。

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