クリスマスマーケットで探す、心によりそう木のおもちゃ


クリスマスまであと少し!
ヨーロッパでは、家族で過ごす一大イベント。
ということで、家の掃除からはじまり飾りつけ等など、 12 月のハンガリーは、どのご家庭もクリスマスで大忙しです。

フィノマガジン読者の皆様は、今年のクリスマスの準備はもうできましたか?
「まだプレゼントが見つかってない!」「アイデアが欲しい!」という方もいらっしゃるのでは?

今回は、「プレゼント選びにもぴったり!」「街歩きにもぴったり!」なときめきがいっぱいのクリスマスの世界へお連れします♪
知育玩具やヨーロッパ雑貨がお好きな方にも必見の情報満載ですよ!
では、さっそく冬の名物、クリスマスマーケットを巡る ” とっておき ” のプレゼント探しへ出発です!


ときめきがいっぱい、ヨーロッパのクリスマス

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©2016FinoMagazin / Photo by Yuri

冬のブダペストの見所は、なんといっても街中を彩るクリスマスマーケット
訪れた人すべてが虜になるようなロマンチックなブダペストの夜景に、クリスマスのテイストがプラスされ、街がいっそう華やぐのが 12 月です。

すでにマイナスの気温となっている寒~いハンガリーですが、こんな日に屋台でいただくホットワインはまた格別なんですよね。
ヨーロッパのクリスマスマーケット巡りは、日本で人気のツアーとなっているほど魅力がたくさん。

そんなクリスマスマーケットは、地元の方にも人気のお出かけスポットです。
お菓子や飾り、子どもから大人までもらうと嬉しいアイテムが並ぶ市場は、クリスマスの準備に向けてお買い物をする人たちで大賑わい。
自分へのご褒美に、大切な誰かのためにプレゼントを探してマーケットを歩くと、宝物を探しているみたいでなんだかワクワクしてきます。


お気に入りを探しにクリスマスマーケットへ

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©2016FinoMagazin / Photo by Yuri

観光でブダペストに来られた方にもおすすめ、街の中心にある Vörösmarty tér ( ヴルシュマルティ広場 ) ※3 で開催されているクリスマスマーケットへご案内します。
歩行者天国で、カフェやレストラン、ショップが立ち並び観光客でにぎわう Váci utca ( ヴァーチ通り ) の北端に、今回訪れる広場があります。

※3 ヴルシュマルティ広場は、19 世紀に名をはせたハンガリーの詩人、Vörösmarty Mihály ( ヴルシュマルティ・ミハーイ ) の名に由来。広場中央には彼の銅像が建てられています。

広場に近づくと、伝統焼き菓子パンのクルトシュ・カラーチハンガリアン・ソーセージなどの美味しそうなにおいがしてきます 。

☆ご当地 B 級グルメ情報☆
2016年7月6日掲載「お手頃お手軽!!ハンガリーの最新 B 級グルメ」
2016年11月8日掲載「ご当地 B 級グルメ最新情報!ストリートフードうまいもんガイド

ハンガリーの民芸品やハンドクラフトものに夢中♪

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©2016FinoMagazin / Photo by Yuri

フード屋台以外に、職人さんが手仕事で生み出す民芸品やハイセンスなハンガリー雑貨にも出会えます。
全てのお気に入りをレポートしたいところではありますが … 今回は、優しい気持ちになれる、もらって嬉しいグッズをピックアップ!


ここちよいぬくもりを感じる木のおもちゃ

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©2016FinoMagazin / Photo by Yuri

自然素材の温かみ、その独特な親近感のようなものを感じられる木のおもちゃ
ドイツをはじめ、ヨーロッパの木製玩具は日本の教育界で注目を集めていますよね。
プラスチックやデジタルのおもちゃにはないナチュラルな手触りは、子どもの五感に働きかけ、感性を育み、その自然の香りは心まで穏やかにしてくれる気がします。

ハンガリーで、今も昔も変わらず人々に愛されつづけている「木製のもの」。
クリスマスマーケットを歩いていると、木の優しさに包まれた作品にたくさん巡り合うことができます。

市場で出会うの作品は、ほとんどが手作業で作り出されています。
一つひとつ職人さんが丁寧に手掛けるハンドメイドの商品は、美術品といっても過言ではないほど美しい。
その美しい作品の中で、筆者お気に入りの「手に取った人たちが思わず笑顔になる木のおもちゃ」を一挙にラインアップしていきます。


可愛いだけじゃない、感性を育む木製立体パズル

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©2016FinoMagazin / Photo by Yuri : Fauna Trade の立体パズル

パズルと聞くと「平面」をイメージされる方が多いはず。
幼い頃にパズルでよく遊んだな~なんて方もいらっしゃいますよね。
またパズルには様々な難易度のものがあり、大人も楽しめるのは魅力の一つです。
完成した後の達成感もまた特別なものがあります。

そんなパズルは、集中力、想像力、観察力、手先の操作能力、論理的思考の育成などの面から、子どもの知育玩具としても人気が高いですよね。
今回ご紹介するのは、日本でも着目されている「平面」ではない、「木製立体パズル」!
上写真の海外らしいカラフルな動物や乗り物、これは全て立体的なパズルなんですよ。
平面よりも複雑になり、空間認識のトレーニングにも良いと言われる立体パズル。

お店の方のお話では、全てのパズルは Kőris ( コーリシュ:トリネコ属) と éger ( エーゲル:ハンノキ属 ) の木を使って、全て手作業で作られているそう。
木が好き!」「手作りが好き!」というハンガリー人の職人さんの好きがいっぱい詰まったアイデア子をもつ父としての経験から生まれたおもちゃなんだとか。
3 歳以上のお子さま向けのものを中心に、年齢と成長に合わせた立体パズルを制作しているそうです。

「カラフルで可愛いけど、カラフルな塗料は赤ちゃんが口にしても安全?」と心配されている方、ご安心を。
職人さんも「口に入れてしまう」ことを想定して、この国そして国際的な安全基準を満たすインクを使用しているので、おもちゃには CEマーク※1 がついています。

※1 CEマークとは
 ヨーロッパ(EU)で、消費者には判断しにくい部分の危険を減らすことを目的に設けられた法的規制に対する適合性表示マーク。 おもちゃの安全基準マークとしても使用されています。

積み木でパズルごっこ、脳と手先の操作能力を育てる

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©2016FinoMagazin / Phto by Yuri : Fauna Trade 積み木の立体パズル

上写真は、立体のピースをぴったりはまる穴の中に入れるというシンプルなおもちゃ。
日本でよく見かけるものは、〇や△、□ といった形のピースが多いですが、こちらは動物をかたどっています。
手で触って観察して特徴を認識し、同じ形の穴にはめるので難易度はあがります。
しかし、可愛い動物たちのデザインが、子どものやる気や興味をぐっと引き付けてくれそうです。

天然の木でつくられた動物たちは、子どもの小さな手でも握りやすいサイズで設計されています。
動物をモチーフにしているので、お人形代わりに遊んでも楽しいですね。
美しく年を重ねていく木のおもちゃは、その役割を終えたあとも、お部屋の飾りとしてずっと一緒にいられるおもちゃです。


毎日の子どもの遊びに自然のめぐみを

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©2016FinoMagazin / Photo by Yuri

上写真は、小鳥をかたどったクルミの笛。
仕組みはシンプルなので、小さな子どもでも可愛らしい音を簡単に出すことができますよ。
自然の恵みから生まれる音は、不思議な心地よさを感じさせます。
小さなうちから、自然のぬくもりがそばにあるのはいいですね。


クリスマスのお菓子作りがもっと楽しくなるアイテム

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©2016FinoMagazin / Photo by Yuri

クリスマスにお菓子は欠かせませんよね。
お子さまが成長してくると一緒にお料理するということもあるでしょう。
そんな場面で役立つ木製キッチングッズが上写真のクッキースタンプ。
日本では珍しいですが、ハンガリーではしばしばみかけるキッチンアイテムなんですよ。

ふわっとした生地に木製スタンプを押すだけで、おしゃれな模様を付けられます。
お料理好きなお友達やご家族へのお土産にもGoodです。


紙巻オルゴールのやさしい音色に耳を澄ませて

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©2016FinoMagazin / Photo by Yuri : Zenedoboz (音楽の箱)

クリスマスマーケットを散策していると、どこかから小さくやわらかい音が聴こえてきたので、音のする方へいってみることに。
その音の正体は、見ているだけで美しいオルゴール。
よく耳を澄ましてみると、今まで聞いたことがあるオルゴールの音とは何か違います。

読者の皆様は「紙巻オルゴール」をご存知でしょうか。
一般的に知られているオルゴールは、ピンのついたシリンダー※2 を回転させ、そのピンが音階の異なる櫛歯をはじいて音を出します。
一曲の音楽を繰り返し奏でるのがシリンダータイプのオルゴールです。

※2 シリンダーとは英語で「円筒」を意味する言葉。オルゴールの中に小さなピンがたくさんついている円筒をシリンダーと呼びます。

それに対して紙巻オルゴールは、穴の開いた紙のシート ( 楽譜 ) を箱の中に通すことで音が出ます。
楽譜を変えれば様々なメロディーを楽しむことができるのが、このオルゴールの魅力です。
ピンが櫛歯をはじく音とは異なるソフトな音を作り出します。

紙巻きオルゴール ©FinoMart

紙巻きオルゴール ©FinoMart

コチラのオルゴールはフィノマートでお求めいただけます。

木箱に施された絵は素朴な味わいがあり、そこにあるだけで何だかオシャレ。
ハンガリーやブダペストをデザインしたものもあるので、旅の思い出の品にもなりそうですね。


どの子にもメリークリスマスを届けるために

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©2016FinoMagazin / Photo by Yuri : 靴箱キャンペーン

子どもたちが待ちに待ったクリスマス。
マーケットにも笑顔あふれる子どもたちの姿がみられます。
家族と一緒に過ごすクリスマスは、どの子にとっても幸せな日のはず。
しかし、そのささやかな願いが叶わない子どもたちが世界中にいるんです。

日本で震災による被害を受け、親を失ってしまった子や病気やケガのために病院でクリスマスを過ごす子がいるように、ヨーロッパでも家族とクリスマスを過ごせない子どもがいます。
そんな子どもたちにも幸せなクリスマスをという願いを込めて、 10 年前からハンガリーで始まったのが、cipősdoboz akció ( 靴箱キャンペーン )

イギリスに住むあるおばあちゃんが、恵まれない子どもたちにもメリークリスマスをと、靴が入っていた箱に贈り物を詰めて配ったのが、このキャンペーンのはじまりです。
ここで集めているのは、プレゼント資金ではなくおもちゃ。
子どもが大きくなって使わなくなったおもちゃをきれいに磨いて持ってくる人もいれば、募金の代わりにおもちゃを買って持参する方もいます。
2012 年には、なんと 3 万 3 千個もの贈り物が集まったそうですよ。

こちらのキャンペーンは、Vörösmarty tér ( ヴルシュマルティ広場 ) 近くの Deák Ferenc tér ( デアーク・フェレンツ広場 )で毎年行われています。
贈っても贈られても心があたたまるクリスマスプレゼント。
一人でも多くの子どもたちに、今年もハッピーなクリスマスが届きますように。

 

Vörösmarty tér で見つけたクリスマス雑貨も♪

©2016FinoMart produced by FinoMagazin

©2016FinoMart produced by FinoMagazin


今回は、ときめきがいっぱい、ブダペストのクリスマスマーケットで、とっておきのプレゼント探しをしてきましたが、いかがでしたか?
フィノマガジンでは引き続き、日々の暮らしに心地よいスパイスとなる楽しい話題や旬のカルチャーをお届けしていきますので、お楽しみに♪


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大阪生まれの大阪育ち。神戸大学で人間行動学を専攻。中学校・高等学校1種免許(保健体育)、小学校専修免許状を所持し、子どものスポーツ教育に従事。その後、ハンガリーへ渡りブダペスト メトロポリタン大学大学院でメディアコミュニケーション学を学ぶ。現在もブダペスト在住。FinoMagazinライターの傍ら、ロケーションコーディネーター、ウエディングフォトプランナーとしても活動中。ハンガリー情報はお任せあれ。英語、ドイツ語もOK!! 日本拳法で全国制覇の経験もあり、心身の強さには自信アリ。知力・体力を磨いて、世界の現場から日本の教育にアイデアを届けることをモットーに、様々な分野で執筆に励む。

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