聖イシュトヴァーンの日、ハンガリー建国記念日の花火

8月20日。
この日は、ハンガリーで最も大切な祝日。

聖イシュトヴァーンの日と呼ばれるこの日は、ハンガリーの建国記念日なのです。

夜九時になると、ドナウ川(セーチェーニ鎖橋)の上空に、美しい花火(Firework)が上がります。
この花火をお目当てに、夕方から大勢の人がドナウ川沿いに集まってくるのです。

実はこの日の昼間、エルジェーベト橋の近くにあるルダシュ温泉に行ってきた筆者。


|| 42度の温泉も、硫黄の匂いが蔓延するトルコ様式のルダシュ温泉

ルダシュ温泉 /photo by papp hideko ©FinoMagazin2017

ルダシュ温泉 /photo by papp hideko ©FinoMagazin2017

この温泉にはトルコ様式のお風呂があり、一番湯温が高いお風呂で42度。

ハンガリーの温泉で42度という高温、なおかつ硫黄の匂いが蔓延している温泉はなかなかお目にかかれず。
日本の温泉が恋しい身としては、ルダシュ温泉がお気に入りになりそうです。

サウナの温度は、50度〜55度。その室内も、日本のサウナに入っているような感覚でした。


|| ルダシュ温泉とゲッレールトの丘

ルダシュ温泉 /photo by papp hideko ©FinoMagazin2017

ルダシュ温泉 /photo by papp hideko ©FinoMagazin2017

ただ、なぜか午後4時近くになると、早く上がれとスタッフの方々に言われ、急いで大浴場から上がりました。
シャワーを浴びたかったのですが、日曜は男女混浴の日!で男女兼用のため!!ショック!!!!!
シャワーもロクに浴びることができず。。
(ちなみにハンガリーの温泉はどこに行っても水着着用なので、ご注意を)

ルダシュ温泉に女性だけで行くのなら、火曜日が女性オンリーの日ですので、その日なら温泉の後、ゆっくり洗髪も身体もしっかり洗ってから帰ることができそうですよ。

と、今回は聖イシュトヴァーンの日について、ですので、温泉の話しはまたこの次に。

ルダシュ温泉を出た後、エルジェーベト橋を越え、ブダ側からペシュト側へと移動。


|| 建国記念日は歩行者天国に、エルジェーベト橋

エルジェーベト橋(エリザベート) /photo by papp hideko ©FinoMagazin2017

エルジェーベト橋(エリザベート) /photo by papp hideko ©FinoMagazin2017

晴天に恵まれましたが、8月20日だというのに風が強く、半袖だと大変肌寒く感じる日でした。

ところで、聖イシュトヴァーンのイシュトヴァーンって誰?
誰状態ですよね?
誰のことか、分かりませんよね。

以前、聖イシュトヴァーン大聖堂について触れた記事の中で、少し説明していますので、ご覧になってみてください。

聖イシュトヴァーン大聖堂の冬化粧とは?


|| ブダ王宮では民芸祭や、コンサートも

ドナウ川とブダ王宮 /photo by papp hideko ©FinoMagazin2017

ドナウ川とブダ王宮 /photo by papp hideko ©FinoMagazin2017

ほんの少し前までは最高気温を日々更新していたというのに、昨日はすっかり秋のような肌寒さ。
夜7時頃から場所取りをしてしまったので、花火が上がる夜9時まで、待つのがとてもしんどかったです。

もっと全体を撮影できるエリアに行く事ができれば良かったのですが、花火の上がるスポットをハンガリーのサイトでチェックしていなかったので、結局、ブダ王宮とセーチェーニ鎖橋が目の前に見える場所を陣取ってスタンバイしました。。


|| セーチェーニ鎖橋の上にあがる花火

セーチェーニ鎖橋の上にあがる花火/photo by papp hideko ©FinoMagazin2017

セーチェーニ鎖橋/photo by papp hideko ©FinoMagazin2017

ようやく夜9時。
大音量の音楽とともに、大きな花火が空高く舞い上がりました。

セーチェーニ鎖橋の上にあがる花火/photo by papp hideko ©FinoMagazin2017

セーチェーニ鎖橋の上にあがる花火/photo by papp hideko ©FinoMagazin2017

この後は、写真と動画をご鑑賞ください。

世界一とも言われる、日本の花火大会に見慣れてしまっていると…

(日本の花火大会の)打ち上げ数や種類と比較してしまうと…
なーんだ、ハンガリーの花火は大したことないなあ、と思う方もいらっしゃるかもしれません。

が、

聖イシュトヴァーンの日、ハンガリー建国記念日の花火/photo by papp hideko ©FinoMagazin2017

聖イシュトヴァーンの日、ハンガリー建国記念日の花火/photo by papp hideko ©FinoMagazin2017

ドナウの真珠と呼ばれる美しい夜景を、いっそう美しく彩る花火たち。

その光景を撮影していると、打ち上げ数や種類の少なさなど気にならない程、

聖イシュトヴァーンの日、ハンガリー建国記念日の花火/photo by papp hideko ©FinoMagazin2017

聖イシュトヴァーンの日、ハンガリー建国記念日の花火/photo by papp hideko ©FinoMagazin2017

感動がこみ上げてきました!

世界遺産の景色に、美しい花火と音楽が加わるだけで、目の前の光景はまさにワンダーランド。
いや、映画ピーターパンで見たネバーランド?
子どもの頃に夢見たような、幻想的な世界が広がっていました。

聖イシュトヴァーンの日、ハンガリー建国記念日の花火/photo by papp hideko ©FinoMagazin2017

聖イシュトヴァーンの日、ハンガリー建国記念日の花火/photo by papp hideko ©FinoMagazin2017

|| ドナウ川に舞い上がる花火、動画でもお楽しみください

聖イシュトヴァーンの日、ハンガリー建国記念日の花火/photo by papp hideko ©FinoMagazin2017

聖イシュトヴァーンの日、ハンガリー建国記念日の花火/photo by papp hideko ©FinoMagazin2017

花火はやっぱり動画でしょ、ということで、どうぞ動画もご覧ください。

少し失敗したな、と思ったのは撮影スポット。

もう少し離れた場所から撮影したほうが、王宮、セーチェーニ橋、ドナウ川と全体の光景が映し出せたので、そこだけが残念でしたが。

花火が終わった後も交通規制が続いていたため、ペシュト側からブダ側へと移動するのに、徒歩でまたエルジェーベト橋を渡りました。

 

花火が打ち上がるのを待つ間、場所取りしたところを離れることはもちろんできず、その待ち時間があまりにも長かったので、

強い風が吹く橋の上を歩いていたら、やっぱりトイレが近くなり、
こういう時、公共トイレが有料だったり、コンビニなどで借りることができないハンガリーでは、それはなくて困る困る!

のですが、だいぶ在住歴が長くなると知恵がまわり、さきほどのルダシュ温泉の隣にあるナイトクラブで、

/photo by papp hideko ©FinoMagazin2017

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お手洗いをお借りしてから、また途中まで歩いて帰りました(苦笑)

|| ここは、Romekertというナイトクラブでした

/photo by papp hideko ©FinoMagazin2017

Romekert /photo by papp hideko ©FinoMagazin2017

あまり有名ではないナイトクラブなので、ハンガリー人でないとあまり知らないかも。

DJもダンスフロアもなんだか大人しめでしたが、撮影させてもらったら、とても絵になる素敵な空間が写っていました。

ハンガリーの建国記念日、聖イシュトヴァーンの日。
ハンガリーの人々にとって特別な祝日&花火を、また来年も楽しめたらと思います。

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ブダペスト在住ワイン(とインテリア)コラムニスト。フィノマガジン主宰。ワインアドバイザー(Wine & Spirits Education Trust認定Higher Certificate)。現在はオーストリアのWSETでDiplomaコースに通い、MWの夢をいまだ捨てきれず勉強継続中。大手食品メーカー、ワインインポーターの社員として勤務後、広告業界へ。元博報堂グループ(広告代理店)コピーライター、ディレクター(AD & WEB)、プロモーション・プランナー。現在は出版社や雑誌社をはじめ、さまざまな媒体で執筆業を中心に活動。◎受賞歴: J-wave主催Webビジネス開業支援コンテスト特別賞受賞(企画書制作部門)◎メディア出演歴:湘南ビーチFM(ラジオ局)“ワインのお話”メインレギュラー(約2年)。2016年: amebaTV、abemaNews、ハンガリーのネイル製品ブランドMoyra(モイラ)の日本部門【Moyra Japan】代表。

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