Education System of Hungary ハンガリーの教育システム

私が日本で暮らしていた当時、日本人の友だちや知り合いに(私が)ハンガリーの学校に通った時の話をすると、びっくりされることが沢山ありました。
今回はそんな、ハンガリーの教育システムについて書きたいと思います。
ハンガリーで将来勉強を希望される皆様にも、ご家族と一緒にハンガリーに引っ越している皆様にも役に立つかもしれません。

|| 託児所(ボルチョーデ bölcsőde)

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Photo by©Laky Balázs

託児所は教育システムの一部かどうかについていくつか意見が分れますが、ハンガリーではとても重要な施設であるのは事実です。
簡単に言うとデイケアで、半年から3歳まで行けます。
法律的に義理ではありませんが、両親も仕事をしなければならない場合、子ども達を安心して預けることができます。

|| 幼稚園(オーヴォダ óvoda)

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幼稚園は様々な人にとって、最初の一歩となる教育施設でしょう。
子供達は3歳から6歳まで幼稚園に通います。
小組、中組、大組(キシュ・チョポルトkis csoport、コゼープショー・チョポルトközépső csoport、ナギュ・チョポルトnagy csoport)の3つの組があります。(大組は法律的に義務です)。

子ども達はお天気によって外か室内で遊ぶことはもちろん、遊ぶこと以外に軽く行われる授業のようなものはいくつかあります。
音楽や歌の授業、体育、描画、フォークダンスもありますが、大組をのぞけば義務教育ではありません。

私は幼稚園に通った時、「6ペンスの唄」や「ロンドン橋落ちた」などの英語の歌もたくさん歌いました。
子供達は普通に朝7時から午後3時まで幼稚園の中にいますが、ナプコジ(napközi)ということもあり、親が来るまで子供はいられます。

 

|| エーヴヴェステシュ(évvesztes)

ハンガリーの子供達は普通に6歳から学校に通うことになりますが、9月1日以後生まれた子供達はエーヴヴェステシュ、「年負け」になり、もう1年間幼稚園に通います。
一方、現在には親が子供の誕生日に関係せず、勝手に年負けにすることが多くなりました。
しかし、8歳まで必ず学校を始めなければなりません。

|| 小学校(アールタラーノシュ・イシュコラáltalános iskola)

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ハンガリーの教育システムの基礎は小学校です。
この8年間の学校で正式な学業が始まり、数学、読み書き、国語、文学、自然科学などの授業があります。

外国語授業は5年生まで始め、ハンガリーでは主に英語の授業がありますが、これは学校によって違います。
体育の授業以外にいくつかのスポーツ部もあり、様々な音楽や美術の部もありますが、日本の学校の部活と違って、学生たちは主にそんなに真剣ではありません。

1年の組の数は学校によって違います。
一組はA、Bなどの文字を使って別れています。日本の学校と違って生徒たちは同じ組で8年間を過ごすことは珍しくではありません。

 

|| 高校(コゼープイシュコラközépiskola/ギムナジウムgimnázium)

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ハンガリーの教育システムでは中学校がなく、8年生の生徒は小学校を卒業したら高校に入ります。
高校は主に4年間ですが、6年間と8年間の高校もあります。
例えば私が小学校6年生から高校7年生になりました。いくつかの高校では5年間のシステムもあり、最初の一年間の間は外国語教育がメインで、次の4年間でも外国語授業の数は高いです。

授業の数は小学校に比べたらもちろん高くて、卒業試験が近づいているとエキストラ授業を取る生徒はたくさんいます。
ハンガリーではあまり塾がないので、塾に変わってそのエキストラ授業があります。18際の時卒業すると高校が終わりますが、法律的には16歳後学校に行くことは義理ではありません。

高校以外に中等学校(サックコゼープイシュコラszakközépiskola)もあります。
そこに通う生徒達は普通の授業以外にいくつかの仕事に関する授業も受けます。
高校から卒業した生徒達は大学に入り、中等学校から卒業した生徒達は就職活動を開始することは普通です。

|| 大学(エジェテムegyetem/フォーイシュコラfőiskola)

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ハンガリーの教育システムの最高レベル。
高校から卒業したらここに入れますが、入学試験は必要ありません。

入学されるために生徒の卒業試験の成績、高校11年と12年の成績、そして他の色々な達成(外国語能力試験、スポーツ大会の位など)を考慮し、学生のスコアを計算します。
今の最高スコアは500ポイントです。

生徒達はいくつかの大学の学科に応募できます。
締切のあと、大学の方は一つずつ学科の人数制限と応募した応募者のスコアを見て、それを考慮して応募者を受けるのです。

例えば、カーロリ大学の日本語学科の人数制限は100人だとしたら、100人目の応募者のスコアは420でしたらスコアの締切は420になり、これを超える応募者が受けられます。
スコアの締切は毎年違いますが、どの学科が高いか、どの学科が低いか、ある程度予想できるはずです。

少数の学科で入学試験がありますが、それが主に芸術や音楽に関する学科で、高校の学歴を見てもわからない特別な能力が必要なので、学科に合う入学試験はあります。
ハンガリーではボローニャ・プロセスというシステムがあるので、学士号は3年間で、修士号は2年間ですが、少数の学科(例えば医学)はまだ5年間です。

 

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ハンガリー、ブダペストの出身です。日本語と日本文化について若いころから興味を持って、2010年から日本語を勉強しはじめました。現在、ブダペストのカーロリ大学の3年生です。2015年9月から2016年8月まで日本の大阪大学で留学しました。その時の経験と思い出は私の心の中の「日本で働きたいな~」という気持ちを強化し、卒業したら日本で英語教師として働くつもりです。趣味として翻訳するのは大好きで、歌詞や俳句を翻訳するのは今になって日常的な事だと言えます。

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